業務内容
- オリジナル家具の設計、製作、販売
- オーダーメイド家具の設計、製作、販売
- 雑貨などの木製品全般の設計、製作、販売
- 木製家具、木工品の修理、修復
日本の気候風土の中で生活する人々が、長い時間をかけて洗練させてきた木製品に対する価値観を大切にしています。
素材の美しさを損なう事なく、シンプルな意匠と堅牢な作りで、豊かさを実感する生活の為の家具を提供する事を目的としています。
業務にあたり、材料調達、意匠及び設計、製作、販売までを一貫して行う事により、細部まで手と目を届かせ、製作者と使用者の距離が近い関係を目指しています。
工房所在地 東京都小平市鈴木町2-187
phone 090-8561-8391
mail sasaki@pnoom.jp
素材・意匠・製作
無垢の広葉樹をメインに使い、ホゾや組継ぎを基本に製作しています。
自然有機素材である無垢の木は、それ故の不安定性(湿度などの環境条件による収縮、反り、割れ、など)を持っていますが、家具としてそれらに起因する劣化が少なく、長年の使用に耐えられるような作り方を心がけ、素材の魅力を損なう事の無い意匠を目指しています。
家具全体としては、意匠や機能性、耐久性や構造、製作技法、価格等、それぞれの要素ごとに考えるのでは無く、微妙に関係し合ったそれらの要素をバランス良く成り立たせる事を第一に考えています。
製作にあたっては、一つ一つ、時間をかけて丁寧に製作したいと心がけています。
製作した家具が道具として機能を果たすだけでなく、時間が過ぎた時に魅力を増していく事ができるように取り組んでいます。
木材について
家具の素材である木材に関しては食品と同じように捉えています。
産地や乾燥過程、防虫、防腐剤の使用の有無など、予算や納期などの制約の中で、出来る範囲でより良いものを選択できるように努力しています。
効率や値段だけで判断するのではなく、信頼できる製材所や販売業者との関係の中で、目的に合った木材を選ぶようにしています。
特に、樹種により原産国は様々ですが、製材、乾燥においては日本国内で時間をかけて行われたものを選ぶようにしています。
仕上げ
オイルフィニッシュを標準仕上げとして採用しています。
ウレタンやラッカー塗料と異なり、塗膜形成しにくい為、木肌の触感をそのまま残すことができるのが特長です。
耐久面を比較すると、ウレタンやラッカーなどの塗膜を形成するものに比べ劣るので、定期的なメンテナンスが必要です。
繊細な塗装方法ですが、どのような塗料であっても劣化することを考えると、オイルフィニッシュは再仕上げしやすい方法と言う事もでき、メリットも大きいと考えています。
道具・技術
日本の手工具と木工技術を大事にしています。
現代の産業としての製造現場では、効率の面から手工具の使用が少なくなっているのが現実だと思いますが、製品のライフサイクルを長くしていきたい、より良い製作にしたいと思った時に、日本の木工技術や手工具の使用が必然でした。
どのような製作であっても、時間や予算などの制約はありますが、その中でより良い製作になるよう、技術や道具にしっかりと向き合って取り組みたいと考えています。
メンテナンス
ご購入いただいた後も木は季節ごとの環境に合わせて変化します。また、テーブルなど、毎日使うものに関しては少しづつオイルが抜けて再塗装が必要になってきます。
年数が経った家具であっても私の製作した家具であればメンテナンスや再塗装、リペアやリフォームなど承ること可能です。
お気軽にお問い合わせください。
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